15周年「感謝のご挨拶」

おかげさまで15年。ありがとうの気持ちを皆様に。

弊社は、2018年4月1日で、創業から15年が経過します。これも、お客様、関係者、家族の支えがあってのことです。本当にありがとうございます。

今までの15年は3つの苦労を乗り越えてきた15年

今までの15年、振り返ってみると「創業期の苦労」、「転換期の苦労」、「発展期の苦労」の3つの苦労があり、これらをひたすら解決してきた15年でした。努力の15年、そして達成感のある15年でもありました。

「創業期の苦労」ですが、私はこの苦労を実績のジレンマと呼称しています。その内容は、営業に行くと「実績は?」と聞かれ、「ありません」と答えると売れないというものです。創業時、お客様が「0」なので、実績などありません。ですが、「実績は?」って聞かれるのです。このジレンマは本当に苦労しました。コネクションとお客様が「0」で起業すると本当に大変です。結婚もしていましたから、家族を支えるという重圧の中、毎日がとても辛く、本当に悩みの尽きない日々でした。

「転換期の苦労」ですが、私はこの苦労を下請け脱却のジレンマと呼称しています。当時は、創業期の苦労を乗り越えて、下請けのWEB制作会社として活動していましたが、だんだんと価格・納期・品質を問われるようになります。ジリ貧といえばわかりやすいと思いますが、ジリジリと会社経営を圧迫していく感じです。そのため、下請け脱却を決断したのですが、いきなり脱却はできません。なぜなら「売上」も必要だからです。しかし下請けの仕事を優先すると脱却できません。これもジレンマで、本当に売上のない月は後悔もしました。本当に脱却を決断して良かったのかと・・・

「発展期の苦労」ですが、私はこの苦労を再現性のジレンマと呼称しています。下請け脱却を乗り越え、コンサルティング会社として活動していましたが、お客様で弊社のノウハウが再現できないのです。あるお客様から「ALUHAだからできることなのでは?」とアドバイスをいただきましたが、本当におっしゃる通りで、弊社にしかできないノウハウであれば、お客様から見ると意味がないのです。ですが、弊社にしかできないことはイコール、弊社の強みでもあるのです。強みは差別化戦略で必須ですので、どうしたものかと散々悩みました。強みがあっても「価値」がなければ意味がないと痛感した出来事でもあります。

売上の上下に悩まされながら、このような3つのジレンマと戦ってきた15年でした。特に創業期のジレンマは、最も大変で、お客様「0」を「1」にする難しさは今でも忘れられません。「1」を「2」にするよりも、何倍も難しいのです。

でも苦労は工夫と成長のチャンスなんです!

ジレンマ続きの15年でしたが、ポジティブに考えれば、苦労というのは「工夫と成長のチャンス」といえます。

まず、創業期の苦労(実績ジレンマ)は、マーケティングを習得して乗り越えました。もう、がむしゃらに勉強と実践を繰り返しました。

転換期の苦労(下請け脱却ジレンマ)は、自社サイトで新規見込み獲得を実現することで乗り越えました。下請けの仕事をしながら、WEBで直受けの仕事を獲得したのです。WEBを活用することで、資金・時間の問題を一気に解決できたわけです。しかし、生半可な覚悟では実現などできません。WEB活用が成功しないと弊社は終わりです。なので、当時は徹底的にWEB戦略を考えて実行しました。トライアンドエラーの繰り返しで、失敗なんてなんのその、突き進みました。

発展期の苦労(再現性ジレンマ)は、弊社の戦略論を「作戦・戦術・計画」に分解しノウハウや理論を体系化することで乗り越えました。頭の中のノウハウを棚卸しし、整理して、図解化することで実現しました。数週間ほど、寝ても覚めても常に体系化を考えていました。とても長い時間だったように感じます。ですが、その成果が実って、より再現性を強化しつつ、自社の強みも強化できました。並行して多数の成功事例もだすことができました。強みが「価値」に変わった瞬間で、とってもうれしかったです!!

次の挑戦、夢の実現に向けて。

実績のジレンマでお客様「0」から「1」への難しさを、下請け脱却ジレンマで「売上維持」の難しさを、再現性のジレンマで「成果を出すことの難しさ」を学んできました。

それでも乗り越えていますので、次はさらに上のステージを目指します。そして、弊社の夢である「営業しない会社」を作り、そのレシピを具体化して再現性をもっと強化していきたいと考えています。

そんな夢を持ちつつ、次の5年、10年とどんな苦労やジレンマが待っていようとも、お客様と共に成長できればと思っています。これからも、株式会社ALUHAをよろしくお願いいたします。

15周年記念、お客様から頂いた応援メッセージ

弊社の15周年にあたり、大切なお客様から応援メッセージをたくさんいただきました。こちらのページにて公開しております。